体が柔らかくないから出来ない…という思いで、ハードルが高くなってしまい、ヨガの門をたたけない人ってたくさんいると思います。
柔軟性が高いと色々出来る幅が広がって面白いのは間違いないですが、そもそも出来ない人はどうしたら良いのか?
それは、人と比べずにやることが一番です。
「体が硬いから行かない、やらない…」ではなく、身体が硬いからやる。
という考え方についてお伝えします。
もくじ
身体が硬い原因は?牛面のポーズの効果、難易度は?
体が硬い原因として、筋肉が硬くなっている状態だということです。緊張している状態とも言います。体の歪みから体が硬くなる場合もあります。
デメリットとして、太りやすくなり、肩こり、腰痛も起こります。血管が硬くなってくるので血行不良、冷え性になります。
むくみ、老廃物が溜まります。疲れも溜まりやすく、抜けにくくなります。
牛面のポーズの効果は?
別名「牛の顔のポーズ」「ゴムカアーサナ」とも言います。
足首、ヒップ、太もも、肩、わきの下を伸ばします。これらは、シェイプアップにも繋がります。
牛面のポーズの難易度は?
柔軟性が問われるアーサナですので、きちんと問題なく出来るレベルと考えた時に、難易度は中くらいになるのでしょうか。
しかし、スタジオレッスンでは初級から入れてきます。それは出来なくても補助器具を使えば上手くいくからです。
牛の顔のポーズのやり方とコツは?
床に座り、あぐらをかいてみましょう。
片方ずつ、お尻の下に手を入れて、手でお尻の肉を横にかきだして座ると、尾骨が床に近くなり座った時に背すじが伸びやすいです。
骨盤を立たせて、恥骨は前に出し、背すじを張ります。
<右側>
下半身:右の太ももを、左の太ももの上にクロスさせるように置きます。
上半身:右腕を背中の下から、左腕を上げて耳の横で曲げて背中に回します。
肩甲骨付近で両方の手が繋がれたら、そこでキープします。
呼吸は3~5回程度で大丈夫です。ゆっくりと呼吸してください。
そして、同じように、反対側もやってみましょう!
できない理由はコレ!
上半身:肩が凝っている。肩周りの筋肉が硬い。
背すじが猫背になっている。
下半身:太ももが硬い。ヒップ、腰付近の筋肉が硬い。
何回かやっていくと、慣れてきますが、どこが硬くて動かしにくいのか?を先ず知り、あらゆる動作のストレッチを繰り返して、再びこのポーズをやってみましょう。
すると、前回よりも出来るようになっているものです。短時間ですが、数多いポーズをすることで、身体の柔軟性を高めることが出来ます。そして、飽きにくいです!
また、柔軟性は、ヨガのポーズをとりながら、鼻呼吸をして呼吸を合わせていくことがとても重要です。今、身体の硬い部分がわかってて、「早く効果を出したい!」…とすれば、参考記事よりぜひ読んでみてください。
参考)柔軟性の高める方法
≫≫鼻呼吸が苦しい…【メリット&ヨガの上手なやり方】
注意点、コツ
背すじを張ることが凄く大事です。顔が下を向き安くなるので、正面を見ていることです。
呼吸が浅くなりがちですので、ゆっくりと、吐く息・吸う息の長さを同じくらいにして数回繰り返します。
背中で手と手が合わさらない場合は、タオルやヒモを持って引っ張り合うという補助するのもアリです。
例えば、左腕を下から回すのが苦手…と思った場合、背中の後ろでタオルを両手で掴んで、右腕で上から少し引っ張り上げてみると伸びます。
体に伸ばし方を教えてあげるという意味では有効的です。
しかし、ずっとそのままでは進歩がないので、補助を外してどこまで自力で伸ばせるかを確認しながらやってみてください。
このタオルを使ってやる手法は、四十肩、五十肩の改善体操とよく似ています。
最後に…自宅でも簡単にできるのが良いところ
出来ない状態から完璧にできるまでに、少し時間がかかるかもしれません。
それだけをピンポイントにして練習したとしても、なかなか難しいのがこのポーズの特徴です。
しかし、初心者の時から取り入れていきたいと考えるのは、腕の柔軟性を高める事で、他のポーズをする時に役立つからです。
今、自分の位置はどこにいるのか?という物差し代わりにもなります。
背中や腕にロックがかかっている人は、このポーズでかなり解除が早まることでしょう。
柔軟性を高める事、一日5分でも10分でも構わないので、継続的に楽しくやってほしいです!
自宅で練習できるヨガも、近頃はいろいろとでております。
参考記事としてはりつけておくので、ぜひみてくださいね。
※参考)
≫≫わかりやすいヨガ動画【初心者が自宅で始める前に知りたいこと】